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解説1:
NHKのハングル講座のタイトルでお馴染みの、「アンニョンハシムニカ」と「アンニョンハセヨ」は同じ意味です。「アンニョンハシムニカ」は「アンニョンハセヨ」より固い言い回しになります。友達同士のタメ語や年下の仲のよい後輩、子供に対しては「アンニョン」と言います。これはパンマルと言って、非常にくだけた表現です。決して目上の人に使ってはいけません。韓国語は日本語と違って年齢と地位による絶対敬語を使用します。お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなどのことを友人や他の人に話すときには必ず尊敬語で話します。(例:直訳すると「おばあさんがこの海苔巻きを作られました」など、動作に尊敬語を使用します)
また、日本では同じ会社内の社長や上司のことを社外の人に話すときには謙譲語で話しますが、韓国語では尊敬語で話します。(例:「社長様は今外出していらっしゃいます」など。社長や部長など役職の後には「様」の意味である「ニム」がつきます)
解説2:
「さようなら」には厳密に言うと、2種類があります。「アンニョンヒ ゲセヨ」と「アンニョンヒ ガセヨ」です。「アンニョンヒ ゲセヨ」は立ち去る人がその場に残る人に対していう「さようなら」です。「アンニョンヒ ガセヨ」は、その場に残る人が立ち去る人に対していう「さようなら」です。「アンニョン」は漢字で書くと、「安寧」となり、「安らかさ」を意味します。「ゲセヨ(ケセヨ)」は「いらっしゃってください(いるの尊敬語)」、「ガセヨ(カセヨ)」は「行って下さい(行くの尊敬語)」です。つまり、「アンニョンヒ ゲセヨ」は直訳すると「安らかにいて下さい。」、「アンニョンヒ ガセヨ」は「安らかに行ってください」という意味となるのです。その為どちらの側かによって言い回しが違うのです。
さて、ここで問題です!誰かの家に遊びに行って訪問者が帰る場合は、残る人と去る人ではっきり別れているので、どちらがどちらを言うかはお分かりですよね。では、2人がどこかで会って二人とも家に帰る(どちらもその場に残らない)場合は、2人はそれぞれ何と言うでしょう?正解は、2人ともそれぞれ行ってしまうので、お互いに「アンニョンヒ ガセヨ」と言います。あるいは、「ト マンナヨ」(また会いましょう)と言います。
パンマルの場合は、語尾を上げて「アンニョーン」(バイバイ)と言います。

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