チョ・ヒョンジェ(俳優)
2004年放送予定のフジテレビ・MBCテレビによる日韓共同制作ドラマ『Star’s Echo(仮称)』に主演が決まった韓国の若手人気俳優チョ・ヒョンジェ(趙 現宰)。日韓共作のドラマは、ウォンビン・深田恭子主演『フレンズ』、チ ジンヒ・米倉涼子主演『ソナギ』に続く第三作目となるが、今回のドラマもテーマは韓国人男性と日本人女性の恋物語。チョ ヒョンジェ演じるのは音楽的才能に恵まれ、一攫千金を狙う青年役、対するヒロイン役には中越典子。過去の恋人に対する思いを引きずりながらも新しい恋に出逢う日本人女性として登場する。
チョ ヒョンジェは、多くの日本人にとっては初めて知る存在となる韓国人俳優だが、本国ではティーンの間で既に大きな人気を獲得しており、ウォンビンに続く若手有望株と目されている。2000年、爽やかなイメージと親しみやすい容貌が商品イメージにピッタリなポカリスウェットのCFでデビュー。その後もCFモデルとして活躍し顔を知られるようになるが、整ったルックスだけが彼の持ち味ではない。明知(ミョンチ)大学演劇映画学科で演技を基礎から学んだというしっかりした土台があり、知名度が上がるにつれて自然にドラマ出演の話が決まり、本格的に俳優としてのスタートを切った。
初めてのドラマ出演は2000年SBS『KAIST』。KAISTとは韓国に実際に存在する、工学系エリートが集まる大学院に相当する教育機関のこと。この学校で繰り広げられる学生同士の切磋琢磨や恋愛模様など様々なエピソードを描いた青春ドラマだ。このドラマにゲスト出演した彼は一気にファンを増やし、その後もSBSを中心に週末ドラマや青春コメディードラマに出演。世代を超えて広くお茶の間に知られるようになった。
しかし、何と言っても現在のような大きな支持を獲得するに至ったのは今年のMBCミニシリーズ『ラブレター』だろう。日本でも一部で爆発的な人気を博したドラマ『秋の童話』と『冬のソナタ』の脚本家オ スヨンが執筆した作品で、彼の演じた役は母に捨てられ、叔父のペドロ神父に育てられる‘アンドレア’。神父の教えに従いながらも、愛するウナとの恋に悩むという難しい心理状況を巧みに表現した。
彼自身が言うには、幼い頃は内気な性格で本来人前に出て何かをするなんて考えられなかったという。しかしある時、「自分自身の内側から演技に対する強い欲求が湧き出るのを感じた」。役に徹し、自分の演ずる役柄をとことん掘り下げるという真剣な態度は、制作スタッフも一目置いている。
私生活では、経済的な理由と「早く社会に出たかった」という独立心のため高校には進学せず、アルバイトで生計を立てながら長年の夢だった役者になるべくオーディションを受け続けていたが、やはり演技の基礎から学ぶべきだという思いに達し、2001年明知大学演劇映画学科に入学する。今は泣くシーンに最も苦労するという彼のこれからの目標は、先輩俳優の‘イ ビョンホン’。『共同警備区域JSA』や『美しき日々』で日本でも知られた俳優だ。「どんな役柄も自分の物として消化する俳優」になりたいという彼は、その真剣さの点でもこれからの韓国ドラマ・映画界をリードする無限の可能性を秘めていると言えるだろう。2003年10月より公開されたペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨン主演の「スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞-」にも出演しているチョヒョンジェ。日本ではまずはこの2004年放送の日韓共作ドラマで彼の魅力と演技をチェックしたい。
プロフィール:
チョ ヒョンジェ(趙 現宰)
生年月日/1980年5月9日生まれ
身長/180cm
体重/ 65kg
血液型/A型
家族/一男二女の末っ子
好きな食べ物/韓国料理
得意なスポーツ/水泳、登山、スカッシュ、インラインスケート
「スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞」(2003年10月)
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