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西大門独立公園
韓国には36年にわたる日帝(イルチェ/日本による植民地支配)の様子や、その独立の歴史を次世代に残すために記念館や歴史館、公園などが存在している。この西大門独立公園もそのひとつ。
公園の中心部にある、西大門刑務所。ここはかつて、日本に対して抗日運動(独立運動)を行う韓国人を捕まえ監禁するための監獄であった場所だ。一度ここに入れられたら生きて出て来ることはできないと言われた所で、多くの韓国人が厳しく残酷な拷問と監獄生活の末に、あるいは処刑によって、ここで命を落とした。
簡単にここの歴史をたどってみると、1908年に「京城監獄」という名前で日本から強制的に建てさせられ、1912年に、「西大門監獄」に改称、1923年には、「西大門刑務所」という名称になった。その後紆余曲折があって、西大門独立公園が1992年8月15日の第47回光復節記念行事で公開、1995年には、この刑務所の歴史や拘禁室、拷問室、地下監獄、死刑場などを西大門刑務所歴史館として公開、韓国人はもちろん、海外からの観光客が見学に訪れるようになった。韓国のジャンヌダルクと言われる、柳寛順(ユ・グァンスン)もここで投獄されていた。死刑場の入口に立つ一本のポプラの木は、死刑囚たちが死刑場に入る前にしばらく掴んで痛哭したと言われ、このポプラの木があまり育たないのは、死刑囚たちの深い恨(ハン)が木の奥深くまで染み込んでいるためだという悲しい逸話が語り伝えられている。
公園にはこの他に独立門(史跡第32号)、迎恩門柱礎(史跡第33号)、殉国先烈追念塔、3・1独立宣言記念塔などがある。
独立記念館同様、拷問の様子などが再現されており、日本人という立場から非常に心が痛く悲しい気持ちになるところもある。しかし、韓国という国そして、韓国人の心情を理解する上で、また日韓が本当の意味での信頼関係で結ばれた隣国同士になるためにその歴史を学ぶことははずせないだろう。
歴史を知る上でも是非一度訪れてみたい場所である。
西大門独立公園の基本情報
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