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学名:Hemerocallis
fulva var. kwanso
日本名:萱草(かんぞう) ユリ科ワスレグサ属
特徴:花の色はオレンジ色で7月〜8月に咲きます
ウォンチュリは日本では「ヤブカンゾウ」や「ノカンゾウ」のことです。花が八重のものをヤブカンゾウ、花が一重のものはノカンゾウといって区別しているようですが、春先は
花がないので、どちらがどちらかなかなか見分けがつきません。他にもニッコウキスゲ(花は一重)というのが同じ仲間で食べられます。
ウォンチュリはユリ科の植物で、若芽と花が食べられます。花は日本でも中華食材としてスーパーで売られています。開花前のつぼみを熱湯にさっとつけて、日干しにしたものを金針菜と呼んだり、単に”乾燥百合の花”と呼び乾物として売られています。中国が原産ということもあり、日本へは輸入食品として入ってきているようです。
ウォンチュリは古代中国から、朝鮮半島を経て日本にわたってきた植物で、万葉の時代には古名の「忘れ草」と呼ばれていました。このころから、春の山野草としてすでに食べる習慣がありましたので、きっと食べ方を教えてくれたのは帰化人たちなのでしょう。
万葉の歌に「忘れ草」を詠んだ歌も残っています。「忘れ草」とは、この草を食べると悩みや心配事を忘れるといわれることからきているそうです。たぶんウォンチュリの薬効が解熱、利尿作用がある他に特に花の部分に精神不安や不眠などに効果がある漢方成分があるからでしょう。
若芽は、さっとゆでても、ぬめりがあるのが特徴で、ナムルにしたり、ネギのように使ってジョンにしたりします。調理のポイントですが、ゆでたり、火を通すことにより甘みが増し、食べやすくなります。
ウォンチュリに似た毒草にキツネノカミソリというのがあります。誤食すると強い吐き気をもよおします。春先の若い芽がウォンチュリに似ているのと、地下茎が小さいのでノビルとも間違われることもありますので注意してください。
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ウォンチュリのジョンの作り方
材料:
ウォンチュリ 150g チジミ粉 100g 卵1コ、水3/4カップ、サラダ油 適量、
小さなあさりか生イカの足 50g
(チジミ粉がない場合は小麦粉60gに米粉40gをまぜてください。)
作り方:
よく水洗いして水気をふきん等でふきとったウォンチュリを5cm程度の長さの細切りにします。ボウルにチジミ粉と卵をとき、あさりかイカの足を小さく刻んだものを入れてまぜます。チジミ粉を大さじ2杯ほどウォンチュリにまぶしておきます。熱したフライパンにくせのない香りのサラダ油をたっぷりめにひいて、チジミ粉を流し入れ、できるだけ薄く広げます。丸く広がったら、上へウォンチュリを平面的に並べ、中火にして表面がかわいたら、大きな平皿を用意してジョンをフライパンからすべらせて皿にとり、皿をフライパンにふせ、うまくひっくりかえして残りの片面をフライ返しでギュッと押さえながら焼きます。
ジョンは切らないで大皿に盛り、薬味酢醤油(醤油大2、酢大1、砂糖少々、コチュカル少々、おろしニンニク少々)をつけて食べます。 |
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