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釜山のファン、旅のリピーターたちの間ではちょっと新しい動きがみられる。これまで多くの旅行ガイドブックで紹介され、ツアーに組み込まれていて、ショッピングや散策には日本情緒たっぷりの南浦洞界隈もいいが、最近は地下鉄で15分のところにある1号線と2号線が交差する交通の要所、西面(ソミョン)に若い日本人観光客の人気がシフトしてきている。南浦洞が東京の新宿とすれば、西面は渋谷にあたるだろうか。
西面は地元の若者達も多く集まるトレンドの街だ。西面地域には日本人御用達のロッテホテル、ロッテデパート、現代デパート、ソウルにもあるファションビルのミリオレ、カルプ(カルフール)と呼ばれるフランス資本の激安スーパーがある他、駅の地下に広がる西面地下商店街、釜山最大規模の複合市場、釜田市場や美容クリニックストリート、西面市場横のくいだおれ屋台もあり、幅広い年齢層の人々をひきつけているようだ。
さて、もっとも最新な情報といえば、釜大前。洋服を中心にして若者に人気の買い物スポットで、原宿にあたるかもしれない。釜大前はその名のとおり釜山大学の学生街で、アウトレットやブティックはもちろんのこと、ファンシーな小物をあつかうお店がのきなみ並び、女子大生や女子高生で繁盛している。釜大前のショップの洋服はおもに週1、2度ソウルへの買い付けをおこなってもってきたものばかりなので、ソウルに劣らない最新のファッションを手に入れることができる。
買い物以外に、「ソウルになくて釜山にある」とっておきの情報に、海雲台の実弾射撃場と、東莢温泉の総合的クアハウス、虚心庁(ホシムチョン)もあげておこう。海雲台の実弾射撃場は、素人にも簡単に実弾射撃が楽しめるところで、日本人観光客の男性にはもともと人気だったが、このごろは女性も増えているそう。日本語も通じるし、パラダイスホテルなど高級ホテル街のなかにあり、目立つ建物なので遊びにいきやすい。日本の警察では年間の実弾の射撃練習数が限られているので、日本人の警察官とかも密かに撃ちにいっているのだとか。

一方、情緒たっぷりな自然の景色を愛でて、京都のようにお寺巡りを満喫したいロマンティック派には、日本人観光客でごったがえしている梵魚寺より、海雲台より車で東へ15分の海岸沿いにそびえる、潮風もきもちいい龍宮寺や、車で1時間程度北にいった梁山市にある韓国三大名刹の一つ、霊鷲山の麓にある広々とした、通度寺を訪れるほうがきっとおすすめだろう。

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