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東莢温泉(トンネオンチョン)は1000年以上前に鶴が発見したという伝説がある。朝鮮時代、植民地時代、戦後を通して温泉を中心に保養&歓楽地として繁栄した。東莢で有名なものとして「温泉」「東莢芸者」「東莢パジョン」の3つがまずあげられるという。
虚心庁は1991年10月3日にOPENした温泉街の東莢でも手軽に楽しめる健康ランドで、良質の泉質で水量が多い東莢の湯元地域を根気よくボーリングした末に発見されたものだ。1階が土産物や健康食品、雑貨などが買えるショッピングセンター、直通エスカレーターで3階まで行き入浴料金を払い、4階屋上がガラス張りドーム天井の大浴場になっている。手頃な値段でアカスリやマッサージも受けられ、地元民や観光客の憩いの場所だ。日本人の観光客は特に福岡、九州からの”釜山通”のお客様が多いそうだ。
虚心庁は韓国の大手食品メーカー「農心」が経営で、「農心」といえば日本の人にとっては「辛ラーメン」の会社といえばピンとくる人もいるだろう。農心グループの辛春浩会長は「ネーミング大王」と呼ばれるほど、ユニークな名前を付けることで社内外でも有名だ。ちなみに虚心庁は、ストレスや心の悩みを全て虚(からっぽ)にし、風呂上がりには特設ビアガーデンで生ビールを一杯やって日頃のうっぷんを発散してほしいという気持ちから命名された。施設内の韓食堂「ソンドンウォル」は花札の役の名前から付けている。「会長は花札もきっとお好きでいらっしゃるでしょうし、遊び心いっぱいの人」だと東莢観光ホテル&虚心庁のマーケティングサービス部の郭炳石チーム長が語る。
ちなみに辛ラーメンに関しては、自分の家の名字をつけたのだそうだが、「ラーメンの商品名に大事な家名をつけるとはけしからん」と親族の反感を買ってしまうことになり、窮した会長は「辛いという意味を強調してネーミングしているだけなのだから、辛家の名字をわざと使ったのではないと一族を説得したというおもしろい話が語り継がれている。
虚心庁が営業開始してからおよそ12年になろうとしているが、温泉のお湯の透明度に関するクレームや風評によって、悩んだり苦労をした時代もあった。当時の郭炳石チーム長たちは急遽、問題解決のために調査チームを組織し、韓国全国の温泉を行脚し、透明度調査、設備調査に乗り出した。その結果、お湯の濁り度調査に関しては、虚心庁が1-2とすると、他の地域の温泉で悪いところは10という結果がでて、これが原因究明の糸口となった。
「結局、虚心庁の浴場の照明系統の暗さのせいで、水の透明度が見た感じ悪くなってしまっているという事実がわかった時は、みながホッと胸をなでおろしたものでした。」と回想している。
さて、近隣の敷地にある同じ経営の東莢観光ホテル(1963年開業)では、20年前より開業した釜山初の老舗ビアガーデン「マダン」がある。露天で生ビールを飲ませたのは釜山では初めての試みで、50代、60代の地元のおじさん族にとっては当時のトレンディーなデートや友達との楽しい語らいなど思い出深い場所であり、今でも人気がある。ホテル別館の韓国伝統家屋で食べる「ネダン」の本格派韓定食、日本食、洋食などのホテルのレストランも充実している。2002年8月には東莢観光ホテル、虚心庁とともにリニューアルオープンの予定なのでまちどおしいかぎりだ。
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■虚心庁(ホシムチョン)
[住所] 東莢区温泉洞212
[TEL] 051-555-1122
[営業時間] 5:30am〜21:00pm
[休業日] 年中無休
[入浴料] 大人6,600W 小人4,400W
[アクセス] 地下鉄1号線温泉場駅より徒歩5分
■ホテル農心(旧名:東莢観光ホテル、名称変更されました)
[住所] 東莢区温泉洞212-12
[TEL] 051-555-1121
[FAX] 051-555-6717
[料金] ツイン70,000W〜、ダブル89,000W〜、オンドル99,000W〜
[客室数] 76室→244室(予定)
[アクセス] 地下鉄1号線温泉場駅より徒歩5分 |
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