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東莢温泉に来たら食べ忘れるな!!老舗の東莢ハルメパジョン
東莢ハルメパジョンは釜山民俗飲食店第1号に指定される老舗中の老舗で、伝統文化保存名人の4代目キム・ジョンヒさんがオーナー兼厨房長をつとめ、代々続くパジョンの味を継承している。東莢で110年以上も開業する味の名店だ。
パジョンとは簡単に言えば“ネギ焼き”のこと。チヂミという名前で日本の韓国居酒屋などではおなじみだろう。チヂミ、これは実は方言で、慶尚道と全羅道あたりで呼ばれている。語源は「チヂンダ」という言葉で、小麦粉で練ったものを焼くという意味。ソウルを中心とした近隣地域では、プチンゲとかパジョンと呼ばれているが、正式名称はパジョンで、パジョンの仲間で小さいものをジョンと呼んでいる。パジョンやジョンは韓国の宮廷料理に起源があり、彩りよく作り、お祝いの席のごちそうになる。
韓国でパジョンが名物の地方はなんといっても釜山近郊の東莢(トンネ)地域で、朝鮮時代の東莢府使の役人が宮中に進上したのが東莢パジョンだ。朝鮮時代末期には陰暦の3月3日のサムジンナルの前後にある東莢の定期市では必ず一般庶民のお昼やスナックとして食べたり、東莢温泉にある料亭の酒の肴にもかかせぬ料理だったそうだ。
特に東莢ハルメパジョンがこだわっているのは、メイン食材のネギは小ぶりの韓国ネギを使い、無農薬畑で自家栽培。やわらかい芯の部分だけをよりわけて使う。韓国ネギは一年を通して季節、天候によっても味が微妙に違うので、季節ごとのネギの味も楽しめるのだそうだ。このネギ
の他、韓国独特の小蛤、小エビ、小牡蠣、小ムール貝をもち米粉、いりこダシで練り、済州島特産の菜種油で香ばしく、ふわふわに焼き上げる。
カリッと焼き上げるパジョンと違い、ふわふわと口のなかでとけるような食感が東莢ハルメパジョンの独特な特徴で、食べたあとも口のなかにほのかな甘さがのこっていて、やみつきになる。お店推薦の手作りマッコルリを飲みながらついつい、パジョンをつまむ箸がすすんでしまう。
「東莢にくれば名物の東莢パジョンがあり、東莢ハルメパジョンがあるから本物の東莢パジョンが食べられる」といわれるほど、そのおいしさは国内外の文筆家たちにも高く評価されている。パジョン作りの名匠、キム・ジョンヒさんの美しい福顔をながめながら、なごみの一杯も東莢ハルメパジョンにきた楽しみの一つである。
*近隣に、東莢パジョンというお店もあるので、店名には注意のこと。こちらの店名は「東莢ハルメパジョン」だ。
■東莢パジョン 大20,000W、小15,000W
■ポソッ(きのこ)パジョン 大20,000W、小15,000W
■石焼きピビムパプ 5,000W
■ヨルムピビムパプ(夏季限定)5,000W
■チュオタン(どじょう汁) 5,000W
■カオリムチム 15,000W
■ノンコドォンチム(タニシ蒸し) 20,000W
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[住所] 釜山広域市東莢区福泉洞367-2
[TEL] 051-552-0791
[営業時間] 11:00〜22:00
[休業日] 旧正月、旧盆
[アクセス] 地下鉄1号線東莢駅よりマウルバス3番に乗り
東莢区役所前で下車、一般バスは東莢電話局で下車し
東莢区役所まで徒歩5分 |
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