<ソル・ギョング>
>>ソル・ギョングのプロフィール
私がオアシスという映画の撮影をしていた頃、カン監督から電話をいただきました。1年間これから一緒に映画をとってみないかという誘いでした。その時には、映画のタイトルは教えていただけませんでした。その数日後になって、その映画が「シルミド/SILUMIDO」だという事について知りました。電話をいただいた時点で、それが「シルミドSILUMIDO」だという事を分かっていたら、私はこれを受けなかったであろうと思います。非常に大変ですし、またこれは実話という事で非常に負担に感じたからです。本当に私がやっていけるのかという事で、非常に後悔しました。
3、4ヵ月間ぐらい、訓練兵が集まり一緒に訓練を受けた事がありました。その訓練を受けている最中に、多くの人が怪我をしました。私も足を捻挫し、撮影が多いから非常に怪我が堪えませんでした。実際に撮影に入って、実尾島(シルミド)という島の中で撮影が行われると、船がないと出られない古城の中に閉じ込められているという感じがして、非常に窮屈な思いをしました。3ヵ月間、訓練兵と一緒に訓練した事で、出演者の皆様と非常に仲良くなり、お互いに助け合う事が出来たので、それで、実尾島(シルミド)の中でもがんばってこれたのだと思います。
それから、実は私、水が嫌いなんです。海などの水が嫌いなんですけれども、実尾島(シルミド)というのは、目の前がすべて海という事で、非常に私はセットの中での撮影に苦痛を感じていました。また、ニュージーランドでも撮影がありました。ニュージーランドでは1800mという高地で、爆破するシーンがあったんですけれども、そこは雪ではなく岩面雪でした。ですから氷ですよね。足が非常に凍って、本当に苦労をしながら撮影をしました。
私は、この作品を撮影している最中ずっと真心で接してきたと思います。それについては、私、非常に努力したという事について自負しております。韓国の中で、これを完成して封切りされた後、私の真心の部分、真実でぶつかった部分、痛かった気持ち、そういった事が観客の皆様にもじゅうぶんに伝わり、理解していただきました。日本の皆様もきっと同じだと思います。言語は違ってもやはり感情というのは共通だと思いますから、私達が制作しながら感じた真心や憤り、そういった気持ちは、日本の観客の皆様にも通じるであろうと私は信じています。皆様、よろしくお願いします。
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