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実尾島(シルミド)記者会見

4月9日(金)帝国ホテルにて映画「実尾島/シルミド」の記者会見が開かれました。カン・ウソク監督及び主演俳優であるソル・ギョングアン・ソンギホ・ジュノと、豪華な顔ぶれが勢ぞろいで映画PRに対する意気込みを感じさせる会見でした。
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「実尾島/シルミド/SILUMIDO」とは?
“任務を完遂すれば、社会復帰し、英雄になれる”
韓国政府が32年間隠し続けた衝撃の事実! 囚人という暗い過去を背負った男達が過酷な訓練に堪え、金日成暗殺を目指す愛国者集団に生まれ変わりながら、結末は国家の政治的判断で抹殺される悲劇のストーリー。

昨年12月24日の公開以来、韓国中で大反響を巻き起こし、韓国映画史上初めて1000万人を越える動員を記録した衝撃作「シルミド/SILUMIDO」。最高のスタッフとキャストが韓国政府の30年以上にわたって隠蔽し続けた“実尾島(シルミド)事件”を克明に取材し、真実の究明を求める韓国国民の声に応え、死と向き合いながら、わずかな可能性に向かって己の限界に挑戦した男達の感動の物語を作り上げました。

「シルミド/SILUMIDO」は、韓国でもなお上映中で、実尾島(シルミド)の関連記事が約2000、ホームページへの書き込みが5万件。この映画のもたらす経済効果が約400億円と、社会現象にもなっていると言えます。

※ 実尾島(シルミド)事件…1968年に起きた北朝鮮による大統領官邸襲撃未遂事件への報復として、当時の朴大統
領は「金日成暗殺」の秘密指令を下します。31人の囚人やチンピラから成る684部隊が組織され、「逮捕されれば自爆、落伍者には死を」のモットーの下、実尾島(シルミド)で3年以上の過酷な訓練が課されました。しかしながら融和路線への流れの中で、指令は突然解除。自分達の処遇に不安を感じた684部隊は、バスを乗っ取りソウルへの反乱を開始します。しかし、途中で軍に阻まれ、手榴弾により自害を果たす事になって…

カン・ウソク監督<カン・ウソク監督>

このように多くの方々が私達を迎えて下さった事に対し非常に嬉しく思うと同時に、光栄に感じています。今まで私は、今まで自分が制作した映画を日本に輸出する為に、日本に何度か来ましたけれども、私、自ら担当した映画を紹介する為、日本に来たのは初めてです。この「シルミド/SILUMIDO」という映画は韓国の興行において非常に成功を収めております。韓国の全国民が見たといっても過言ではないと言えると思います。私が個人的に一番感じているのは、これは韓国の歴史において一番見たい部分、その事について焦点をあてたという事です。もちろん今までも、この問題については雑誌や新聞において紹介されましたけれども、ただそれを見たら、一般の方達はそんな事があったのか程度にしか思わなかったでしょうが、実際にこれを映画で作ってみたら、それによって非常に社会的な反響が大きかったという事です。

この映画を作る最中、私はずっと負担に感じていた事があります。それは、実際にこの事件によって大きな犠牲者が出たという事です。また、犠牲者だけでなく九死に一生を得て生存している方もいらっしゃるので、私はとても面白じみたように、いたずらっぽく作ってはいけないと思いました。そのようにして、もしかしたら、悪い反応が起きるのではないか、そういった事も心配しておりました。ですから、私が非常に嬉しかったのは、この映画を関係者の皆様に見せたところ、非常に涙を流して感動して下さったという事です。また、生存者の中には「ありがとうございます。これで死んでも悔いは残りません。先に、亡くなった方に対して非常に慰めになります。」と言います。そういった言葉をかけていただいた時には、非常に嬉しく思いました。

日本の映画も韓国市場において、大きな映画が封切りされています。私は一時たりとも“日本の映画と韓国の映画”が別個のものだと思った事はありません。この「シルミド/SILUMIDO」を通して、日本の皆様が韓国の市場を目指して、新しい風を吹き込んでくれるとありがたいと思います。日本映画が韓国市場を集中的に攻撃し、また韓国映画が日本市場を集中的に攻撃し、そのようにして、お互いに産業映画が発展する上で役立てばいいと思ってます。

<ソル・ギョング>
>>ソル・ギョングのプロフィール

私がオアシスという映画の撮影をしていた頃、カン監督から電話をいただきました。1年間これから一緒に映画をとってみないかという誘いでした。その時には、映画のタイトルは教えていただけませんでした。その数日後になって、その映画が「シルミド/SILUMIDO」だという事について知りました。電話をいただいた時点で、それが「シルミドSILUMIDO」だという事を分かっていたら、私はこれを受けなかったであろうと思います。非常に大変ですし、またこれは実話という事で非常に負担に感じたからです。本当に私がやっていけるのかという事で、非常に後悔しました。

3、4ヵ月間ぐらい、訓練兵が集まり一緒に訓練を受けた事がありました。その訓練を受けている最中に、多くの人が怪我をしました。私も足を捻挫し、撮影が多いから非常に怪我が堪えませんでした。実際に撮影に入って、実尾島(シルミド)という島の中で撮影が行われると、船がないと出られない古城の中に閉じ込められているという感じがして、非常に窮屈な思いをしました。3ヵ月間、訓練兵と一緒に訓練した事で、出演者の皆様と非常に仲良くなり、お互いに助け合う事が出来たので、それで、実尾島(シルミド)の中でもがんばってこれたのだと思います。

それから、実は私、水が嫌いなんです。海などの水が嫌いなんですけれども、実尾島(シルミド)というのは、目の前がすべて海という事で、非常に私はセットの中での撮影に苦痛を感じていました。また、ニュージーランドでも撮影がありました。ニュージーランドでは1800mという高地で、爆破するシーンがあったんですけれども、そこは雪ではなく岩面雪でした。ですから氷ですよね。足が非常に凍って、本当に苦労をしながら撮影をしました。

私は、この作品を撮影している最中ずっと真心で接してきたと思います。それについては、私、非常に努力したという事について自負しております。韓国の中で、これを完成して封切りされた後、私の真心の部分、真実でぶつかった部分、痛かった気持ち、そういった事が観客の皆様にもじゅうぶんに伝わり、理解していただきました。日本の皆様もきっと同じだと思います。言語は違ってもやはり感情というのは共通だと思いますから、私達が制作しながら感じた真心や憤り、そういった気持ちは、日本の観客の皆様にも通じるであろうと私は信じています。皆様、よろしくお願いします。

アン・ソンギ<アン・ソンギ>
>>アン・ソンギのプロフィール

「シルミド/SILUMIDO」が公開される前に、このようにこられまして感慨深く感じております。私は1982年の10月からほぼ毎年1度は日本に参りまして韓国の様々な映画を紹介したりして、自分なりに日本と韓国との交流を深めてきたつもりですが、それらがようやく今回結実したように思います。私が初めて日本に参りました時、その映画の上映は、日本の一箇所の場所でスタジオの座席数が200という映画館よりも規模の小さい上映でした。そして、先ほどの話では、今回東映の方で全国200館で上映されるという事ですので思い起こす事が多いです。そして今回、日本にまいりまして“何でこんなに簡単に楽に日本に入れてしまうのだろうか?”と思いました。今度来る時には、ぺ・ヨンジュンさんのようにはとは申しませんけれども、ちょっと麻痺がおこるぐらいにはしてみたいなあという気持ちで一杯です。

韓国と同じように、この映画が日本で愛されますようお願い申し上げます。ぜひ皆さんにも、大きなご支援をいただきたいと思います。ありがとうございました。

ホ・ジュノ<ホ・ジュノ>
>>ホ・ジュノのプロフィール

皆さん、こんにちは。ホ・ジュノです。私は、だいぶ以前に「シルミド/SILUMIDO」という作品、実尾島(シルミド)の状況について知る機会がございました。そして、このシルミド/SILUMIDO」という作品の原作を知った時、ぜひこれは映画にすべきなんではと思っていましたので、監督からお話をいただいた時に、何も考えずに、無条件にぜひ出させて下さいと申し上げました。

そのように、始めは大変喜んで撮影に急いで飛び込んだんですけれども、その喜びは長くは続きませんでした。私が演じなければならない人物も人物表現も非常に難しい、やればやる程難しくなるという事を感じておりました。ですから、実尾島(シルミド)の実際の島での撮影では私は、NGOという名前を頂戴しましたし、また撮影に入りまして本当に皆が絶対に他の人には遅れないというような強い決意をもってやっておりました。

今回、映画が海を渡って日本で上映される事や、この作品に出させていただいた事自体も光栄に思っております。皆様の大きなご支援をいただきまして、また宣伝をしていただき感謝しています。多くの方がこの作品を見ていただきますよう、よろしくお願いします。

共同記者会見〜帝国ホテルにて
 


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