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ヒョンビン来日記者会見

ヒョンビンの写真韓国で社会現象をも引き起こした大ヒットドラマ「私の名前はキム・サムスン」の‘サムシク’で大ブレイクしたヒョンビンが初主演映画「百万長者の初恋」のプロモーションのため11月21日に初来日!すでに日本でも熱狂的なファンを集め‘新世代韓流スターの大本命’とも言われるヒョンビンの公式的には初めての来日ということでこの日、空港にはなんと1500人ものファンが駆けつけました。K-PLAZA.comでは同日のジャパンプレミアを前に行われた来日記者会見のレポートをお届けします!

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ヒョンビンの写真ヒョンビン:コンニチハ。ハジメマシテ。ヒョンビンデス。

まずは日本語で挨拶し、会場から‘オォ〜’という感嘆の声が集まる中、来日の感想を伝えます。
ヒョンビン:本当にこんなにたくさんの方に来て頂いて感謝しています。さっき…私は公式的に日本に初めてきたのですが、空港にたくさんのファンの方が来て下さっていました。その方たちにも心から感謝しますし、こうして取材に来て下った皆さんにも本当に感謝します。

この日、到着した空港でヒョンビンを出迎えたファンは1500人!日本のファンに迎えられた感想も語ります。
ヒョンビン:韓国の人ではなく、日本の方たちがあんなにたくさん出迎えてくれたのは初めてです。少し震えるくらい緊張しました。皆さんが私を応援してくれて、愛してくれているということを直接感じることができました。とても感謝していますし、そんな皆さんのためにも作品を通してもっと努力していきたいと思います。

挨拶のあとはさっそく質問タイム!ひとつひとつ丁寧に答えます。

― 映画初主演の感想は?
ヒョンビン:とてもプレッシャーにもなりましたが、同時に映画の主演ができるということでとても幸せだなと思いました。そして皆さんにいい作品をお見せしなければと思い一生懸命撮影しました。

― 「百万長者の初恋」や「私の名前はキム・サムスン」で劇中、前半と後半とでイメージが変わるのが印象的ですが、意識して演技に取り組んでいることなどはありますか?
ヒョンビンの写真ヒョンビン:
「百万長者の初恋」という映画をやる前に「私の名前はキム・サムスン」というドラマを撮りました。毎回作品ごとに意識することですが、皆さんがまず私を見てセリフを言うまでは、外見からイメージすると考えます。ですから、まず見た目に差があればキャラクターに違いがあると受け入れてもらえると思い、外見に気を使いました。ですから、2つの作品では外見に変化をつけようと思い「私の名前はキム・サムスン」の時は短い髪にし、「百万長者の初恋」の時は長い髪にしました。また「百万長者の初恋」では劇中、高校生の役でした。私が高校生の時は髪の毛を短くして通わなくてはいけなかったのですが、いつの頃からか‘頭髪自由化’というのができ、髪の毛を伸ばしてもいいようになりました。でも、高校生というと髪の毛が短いイメージがあるので、あえて反対の髪を長く伸ばした高校生のイメージを作り、髪の毛を伸ばしていました。見た目の変化からも2つの役は違うキャラクターだということを皆さんも感じてくれたら嬉しいです。

と、「百万長者の初恋」と「私の名前はキム・サムスン」のイメージの違いについて話してくれますが、質問の意図とちょっと違うと突っ込まれてしまいました^^;

ヒョンビン:(劇中で一人の人の変化を表現していくことに関して)…。ただ作家さんが書いて下さった通りにやっただけです(笑)もちろん、場面ごとにいろいろな条件が与えられますし、映画の中で最初は生意気な高校生ですが、ウナンという友達に会い、そして彼女を好きになるにつれて、彼女の痛みを少しでも取り除いてあげたいという気持ちへ変化していくのですが、私は演じながらできるだけ純粋になろうと思いました。子供のような純粋な気持ちで心を空にして白紙の状態で演技しようと心がけました。でも基本的には監督の指示や作家さんの書いて下さったものを忠実に演技しただけです(笑)

― 映画は初恋がテーマになっていますが、ご自身の初恋は?また映画のような状況に置かれたとしたらヒョンビンさん自身はどうしますか? 
ヒョンビンの写真ヒョンビン:あ…私の初恋…。(会場笑い)私の初恋は恋とは分からず去ってしまいました。今考えてみると、その子をとても好きで、愛してたんだなぁと思います。その子と離れてから、別れてから気が付きました。なので私にとって初恋はとても胸が痛いです。
私は恋をしている時は、恋をしていると気が付きませんでした。バカみたいに…。
それから「百万長者の初恋」のような状況が私にも訪れたら、私も離したくないと思います。ずっと隣にいていろいろ世話をしてあげたいと思います。それもつらい恋ですね…。でも私もそうすると思います。簡単には手放せないと思います。

― 「火山高」「オオカミの誘惑」という人気作品を生み出したキム・テギュン監督について
ヒョンビン:キム・テギョン監督とは「百万長者の初恋」を撮る3、4年前に初めてお会いしました。当時監督は「火山高」という映画で人気を集めていた監督だったにも関わらず新人だった私に忠告やアドバイスをしてくれました。これから先、いい俳優になるためにどうすればいいかというお話もたくさんしてくれましたので、キム・テギョン監督の作品にはいつか必ず出演したいと思っていました。今回、私が思っていたより早くその機会が来て「百万長者の初恋」でご一緒することになったのですが、好きな監督と一緒に仕事ができたので現場でもとても楽しく幸せな気持ちで撮影ができました。

監督と私は年齢差もあるので兄弟のように接していました。監督はもともと厳しい方で、撮影現場でも気に入らないとキツイ言葉を投げたり、納得がいくまでずっと撮り直すという方でした。ところが途中で教会に通われるようになって性格がガラッと変わりました。最初の監督を知っている方にとってみれば後の監督をみると180度くらい違うそうです。私と撮影していた時はもう変わった後でしたので、厳しいことを言われることもありませんでした(笑)

― 撮影中のエピソードや大変だったシーンは?
ヒョンビンの写真ヒョンビン:運動場をずっと走るシーンがありました。「百万長者の初恋」という映画で‘百万長者’なので高級車を乗っているだけで、走ったり歩きまわったりはしないだろうと思っていたのですが、運動場をずっと走っていました。韓国の映画に「マラソン」という映画があるのですが、私は「マラソン」を撮っていると思いました(笑)その時が大変でした。それから、顔にカエルが跳んでくるシーンがあるのですが、私はカエルというので小さくて可愛いアマガエルだと思っていました。撮影に行く前まではそう思ってたのですが、現場に行ってみるとアマカエルじゃなくてガマガエルだったんです。それを監督が何度も顔に投げるので、その時は監督が憎かったです(笑)

― 涙のシーンが多いですが苦労された点は?また好きなシーンは?
ヒョンビン:涙のシーンは‘感情のシーン’とも言いますが、前に監督が「ヒョンビンの涙は貴重だ」とおっしゃってくださったことがあります。感情のシーンは役に入り込んでいる時などはそんなに大変ではないのですが…私は涙があまりでない方なんです。ですからいつも感情のシーンを撮る時は夜中から感情を掴むために準備しています。「百万長者の初恋」の時はコンディションがあまり良くありませんでした。また真冬の寒い時期だったこともあって、より体調管理が難しくもありました。私が初めて演技を始める時に最初に教わったのは、感情のシーンでは必ず自分の涙を流さなければいけないということです。子供だったら叩いてでもその子自身の涙を出させないといけないと、目薬のようなものを使ってはいけないと教えられてきたので、それをやるととても悪いことをしているような気がして、皆さんにも嘘をついているような気持ちになります。ですから自分の涙を流さないといけない感情の演技でコンディションを管理するのがとても大変でした。
それから好きなシーンはウナンを抱いて浴室で泣くシーンです。このシーンではスタッフたち、カメラさん、監督皆さんが涙を流して下さった部分で、監督はモニターを見ずにカメラの横で直接見ながら泣いてらしたので、そのシーンが一番記憶に残っています。

― 共演したイ・ヨニの印象と劇中のミュージカルシーンについて
ヒョンビンの写真ヒョンビン:イ・ヨニさんは私より6歳年下です。彼女と高校生の話を演じていて、とても申し訳なかったです。彼女は実際に高校生ですが私はちょっと年をとっているので、キスシーンなど撮る時もとても申し訳なかったです。悪いことをしてるようで(笑)彼女に初めて会った時、彼女に関する情報がなく何もわかりませんでした。でも監督が、自分がキャスティングしたから自分を信じろと言って下さったので、私はただ監督を信じてついていっただけなんですが、撮影しながらなぜ監督が彼女をキャスティングしたのかわかりました。彼女はとてもスポンジのような人です。間違っている部分があったり、演技に関して教えるとその都度それを吸収します。スポンジはもう一度絞ると泡が出るじゃないですか、彼女も自分が吸収したものをまた自分の表現として出していきました。のちに撮影が中盤から終盤になったある時、カメラに映るイ・ヨニさんの姿をモニターで見ていたスタッフや私や監督がほとんど同時に‘ヨニが本当に変わった’と話しました。そんな印象がまだ頭に残っています。一生懸命でとても努力する人です。

それからイ・ヨニさんと一緒に撮ったシーンの中でミュージカルのシーンがあるのですが、そのシーンのため彼女は一ヶ月ほど練習していたと思います。歌もあり、ダンスもありとても楽しい場面なのですが、最後の方では私に向かって涙を流すという悲しいシーンがあります。私もとても好きな場面です。皆さんも実際に観て楽しんでいただければ嬉しいです。

― 映画を通じて伝えたかったこと、演技者として重要なことは?
ヒョンビン:純粋でキレイな愛を伝えたいと思いました。私もこの映画を撮りながら純粋になったと思っています。美しくも悲しい愛の話なので、映画を観てくださる皆さんも観た後に新しい恋をするとしたら、これくらいの純粋さで愛せればより幸せで、より長く愛を育めるのではないかと思います。そんな部分も伝えたかったです。この映画を撮りながら欲が出たのはそんなところでした。カップルたちが、この映画を劇場で観て、隣にいる人をもう一度好きになって、より大切に思い愛するようになる気持ちが生まれることを望んでいました。この映画を観ながら純粋な恋をして頂けたらと思います。

演技者として私は真実というものがとても大切で重要だと思います。カメラは決して騙すことができません。自分が思っていなければ表現もできませんし、本当に思っていることや感情だからこそ皆さんの心を動かすことができるのだと思います。ですから俳優にとって一番大切なことは真実だと考えます。

<取材を終えて>
「ノンストップ4」や「私の名前はキム・サムスン」、また本作「百万長者の初恋」などこれまでクールな役柄が多かったヒョンビンですが、素顔は本当に純粋で優しそうな青年。話し方がとても柔らかいのが特徴でセリフを言っている時とはまさに別人だと感じ、改めてヒョンビンの演技力の高さを実感したKスタッフでした。現在はドラマ「雪の女王」も放送を開始し演技に評価を受けているヒョンビン。ヒョンビンの涙が美しい「百万長者の初恋」は12月23日、いよいよ日本公開です!

取材日時:2006年11月21日パークハイアットホテル


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