まずは‘天国シリーズ’以外にもドラマ「星を射る」や「ラブストーリー・イン・ハーバード」も手掛けたイ・ジャンス監督、そして「天国の階段」ではそれぞれシン・ヒョンジュン、チェ・ジウの子供時代を演じた主演のイワン、パク・シネ、また日本の若手俳優・浅見れいな、内田朝陽が登場し、一言ずつ挨拶します。
イ・ジャンス監督(以下:監督):「美しき日々」「天国の階段」に続いて「天国の樹」がフジテレビで公開されることを大変うれしく思っています。みなさん本当にありがとうございます。「天国の樹」が日本の皆さんにたくさん愛されることを願っています。
イワン:今回のドラマで初めて日本の皆さんに挨拶することになりました。よろしくお願いします。これを気にこれからたくさん皆さんにご挨拶できる機会がもてればと思っています。
パク・シネ(以下:シネ):2ヶ月の撮影を終えてこうして皆さんに挨拶できることになりました。たくさん愛して下さい。よろしくお願いします。
浅見れいな(以下:浅見):こうして日韓共同でドラマを作るというのは本当に素晴らしいことだと思います。そしてこうやって完成してご挨拶できることを嬉しく思います。ありがとうございます。
内田朝陽(以下:内田):新しい試みのドラマ「天国の樹」に参加できて、また大変な撮影も楽しく乗り切り、スタッフと共にこういう日を迎えることができ大変嬉しく思います。皆さん「天国の樹」をよろしくお願いします。
まずは、ドラマ「天国の樹」の舞台を日本にした狙いや成果を監督に伺います。
監督:まず、このドラマはメロドラマです。そして3つのコンセプトがあります。1つは‘言葉’です。言葉が通じない中でどうやって心を通じ合わせるかということです。もう1つは青年期から大人に成長していくまでの過程です。大人でも子供でもない年齢の愛をどう描くかということが2つ目のコンセプトです。そして、2人は兄妹としての愛を貫いていくのか、恋愛として発展していくのかということが3つ目のコンセプトでした。
そしてこの中でも一番重要だったのが1つめのコンセプトである言葉の壁です。そのために韓国か日本、どちらかを選択しなくてはならなく、日本を選択しました。結果は私がもう少し日本についてもっと研究していればという残念さはありますが、80%くらい満足しています。
出演者の皆さんも日韓合作ドラマに参加した感想を語ってくれました。
イワン:シネさんとメロドラマを展開していくということで、セリフがないシーンでもユンソになりきってハナを引っ張っていかなければと思っていました。お互い刺激しあいながら撮影に臨んだことも役に立ったと思います。
シネ:感情表現をするにあたって、誰よりもイワンさんが引っ張ってくれました。本当にユンソオッパ、ハナになれるよう二人で努力しました。またドラマの最初の方は日本語しかしゃべれなく、韓国語を一生懸命勉強しているという設定だったので日本語のセリフが大変だったのですが、隣にいるお二人や今日は残念ながら参加できなかったソニンさんに教えていただいました。
浅見:今回のドラマをきっかけにもっと韓国の人たちが日本に興味をもち、また日本の人たちが韓国にもっと興味をもってくれたらとてもうれしく思います。撮影は皆、年齢も近いので楽しく撮影ができました。
内田:言葉の壁はありましたが、撮影が始まってからはそれが原因でネガティブになることはありませんでした。一緒にものを作ったという感じがとても強く、本当にいい作品に参加できたと思っています。
主演の2人は再度共演。2年ぶりの共演で天国の階段との違いはあったのでしょうか。
イワン:天国の階段の時よりシネも成熟して感情も深まり、また演技への欲も出ていたと感じます。演技をする時には一緒に演技する相手と心を楽にして演じなければいけませんが、そういう点では、「天国の樹」を今回シネとできたことは私にとって幸運でした。
シネ:私もイワンさんと久しぶりに共演してイワンさんがすごく変わったというのを感じました。目の輝きが増していたし、発する一言一言が前とはずいぶん変わったと思いました。私も、イワンさんが、演技がしやすいように引っ張ってくれたのでとても感謝しています。
このドラマのテーマでもある‘永遠の愛’について主人公はどう考えているのでしょうか・・・。
イワン:愛について特に深く考えたことはないんですが、私は愛というのは心が楽になるような安らかなものだと思っていました。でもこのドラマを通して愛というのは犠牲でもあると感じました。男女が出会って結婚するのも相手のために犠牲を惜しまないという気持ちがあってだと思います。ですから永遠の愛という言葉は、永遠の犠牲とも言えるでしょう。このドラマで愛とは安らかさと犠牲だということを習いました。
シネ:永遠の愛というのは愛が1つになることだと思います。1つになるということはイワンさんが言ったように犠牲にするものなどもでてくると思いますが、愛というのは一緒になることだと思います。
オール日本ロケで行われた今回のロケ。韓国でのロケとの違いはあったのでしょうか。
イワン:特に違いはありませんでした。難しい点があったとすれば、自分が演じたものを直接放送で見られないことです。韓国では撮影をしたら必ず放送を見てモニターでチェックするので、今回は自分が演技をちゃんとできているか心配でした。ですから韓国で撮る時より台本もよく読みましたしキャラクターについて監督ともよく話しあって足りないところを埋めました。
シネ:やはり私も演技力不足な部分が多かったので放送で確認できなかったのは残念でした。たまに、撮影が終わってインターネットで確認したりはしましたが、完全には確認できませんでした。また今回はドラマの中でナレーションもたくさんしたのですが、ナレーションは演技より難しいと感じました。それでも監督が一つ一つアドバイスしてくれて無事にやりこなすことができました。
監督が考える見所について伺ってみます
監督:やはり愛をテーマにしたドラマですから、愛にどっぷりハマるでしょう。愛には三種類があるといいます。男女の愛、友情の愛、神様への愛です。このドラマではその中でも人間の、男女の愛について描いていますので‘愛’に注目してください。
〜会見を終えて〜
当初は「天国の階段」の映画版、もしくは「もうひとつの天国の階段」として特集ドラマをやろうという計画から始まったという「天国の樹」。 監督はこの話があがった時から、「天国の階段」のもう一つのストーリーを描くなら主役であるソンジュ(クォン・サンウ)よりテファ(シン・ヒョンジュン)を主人公として描いたほうがより面白いだろうと考えていたそう。そんな監督がたくさんの思いを込めて作った「天国の樹」は「天国の階段」より映画的に仕上がっているとのこと。「天国の樹」で描かれた‘永遠の愛’を皆さんも感じて見てはいかがでしょう。日本ではBSフジにて4/6スタート、フジテレビでは5/4から毎週木曜日の放送となります。お楽しみに!!
|