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イ・ジョンジェ インタビュー

砂時計」「イルマーレ」「ラスト・プレゼント」などの主演で韓国を代表する演技派スター、イ・ジョンジェ。甘いマスクと均整のとれた肉体で多くのファンを魅了しています。チャン・ドンゴンと共演の話題作「台風」が今月(10月末)よりクランク・イン。イ・ジョンジェファンの中には、最初はそんなに好きではなかったけれど出演作を見てから夢中になったというファンも多いそう。「オーバー・ザ・レインボー」を見て彼の魅力にはまってみてはいかがでしょう?

■「オーバー・ザ・レインボー」あらすじ■
交通事故で記憶の一部を失ってしまった天気予報士、ジンス。彼の心の奥には“誰かを愛していた”という切ない気持ちの跡だけが残っていた。友人ヨニの助けを受けて、消えてしまった記憶を取り戻そうとするけれど…過去の記憶をたどりながら、現在の愛を見つけようとする二人のファン
タジー・ラブストーリー。

「オーバー・ザ・レインボー」のシナリオの最後の部分は気に入りましたか?

本当にシナリオが良かったと思います。そして最後の部分でやはり彼(ジンス)の成長が見える作品でしたね。もともとは自分をうまく表現する事や主張が出来ない、恋愛に関しては全く自分の感情を伝えられない、そういう彼が徐々に成長していく姿が見えた上に、気象キャスターとしては少しでもおもしろく、わかり易く伝えるように努力している点も映画の中ではおもしろかったと思います。何にも出来なかった彼が少しずつ成長していく部分がおもしろくて、この作品に出演するきっかけになったと思います。

映画の中で一番印象に残るのは、気象キャスターの表現をうまくしようとして踊るシーンですが、そのレッスンを受けたと聞きました。苦労された点とか練習されたことは何ですか?

特別苦労という事はなかったと思います。今までも感じている事ですが俳優として今まで経験した事のない経験ができる、もしくは今まで学んだ事のないことを学べるという事が俳優としては面白いのではないかなあと思います。ある意味それが俳優の醍醐味ではないのかなあと思っています。そしてまた今回の気象キャスターの役で、気象キャスターの人がこんな生活をしているのだという経験出来ましたし、今までやった事がなかったのですけれど、映画の中ではやはりそういうシーンが出てきた為、タップダンスも習う事が出来た、結果的にいろいろな経験が出来て良かったと思います。

今回学生時代と社会人のジンスを演じましたが難しかった点とか、おもしろかった点とかあったら教えて下さい。

まず演じるにあたって、学生時代を撮っていた時はいつもまわりに出演者(友達役)がいたので、ワイワイ賑やかな感じで撮影もおもしろかったです。社会人になりますとメロ的要素が入ってきて、そういったものを演じなければならないという事なので、そういう差はあったかと思います。映画というのは順番通り撮っているわけではないので、午前中に学生の役でお昼に社会人の役、夜に学生となる時には、少し頭の中が混乱しましたね。

“愛は雨と共に訪れます”という台詞が印象的だったのですが、イ・ジョンジェンさんが雨に対する印象があったら教えて下さい。

個人的には晴れの日よりも雨の日が好きです。どうしてかと言われるとこれという理由はないのですが、若干、雨の降る日はセンチメンタルな気分になれるので気に入っています。映画においては、監督がよく雨のシーンを多く使った理由は、雨が降っている間はすごく暗くてうっとうしい感じがしますが、そのずっと降っていた雨があがりパッと晴れる、その時の爽快感と言いますか、そういったものを演出したかったからだと思います。それで今回、雨が多いシーンが多かったし、雨にまつわるエピソードも多かったと思います。


イ・ジョンジェさんの今回の「オーバー・ザ・レインボー」そして「イルマーレ」といった作品などではイ・ジョンジェさんがとても自然な演技をされていて、見た観客が切ない気持ちになると思います。イ・ジョンジェさん自身があえて意識して演技している部分というのはありますか?

意識するとおっしゃいましたが、出来るだけ意識しないように意識して演技しています。何故かと言いますと特に恋愛に関しては、とても自然な感情が出ないといけないですし、人間が常に人を好きという感情があるものですからそういった事をあえて意識しないで演じています。

今回の作品はどんな人達にご覧になってもらいたいですか?

自分の表現がうまく出来ない人、もしくは自分の表現が傷つける人が見ると、もしかして、ああこういう風にしたらいいのかなあ、伝える時はこんな感じにした方がいいのかなあと学ぶと思います。


共演のチャン・ジニョンさんについてお伺いしたいのですが一緒に共演されていてどういった印象でしたか?

とても呼吸もあった女優さんでした。これはあくまでも私の主観だとは思いますが、本当にチャン・ジニョンさんは誠実で正直なそういった演技をされる方だと思います。そして現場にいたスタッフの方達とも仲睦まじく、現在の韓国ではトップ中のトップの女優だと思います。


今回の作品もそうですがチョン・ジニョンはさまざまなキャラクターを演じていますが、そのキャラクターを演じたいシナリオのポイントがあると思うのですが、どういった部分でお決めになっていますか?

まず出てみようと決める要素は3つあります。シナリオとキャラクター。このキャラクターが自分にあうとか、自分が最後まで演じきれるか?この3つが決め手となります。しかし、なかなかこの3つがそろうシナリオというのはなくて、私は芸能生活が長いわりには、作品数は少ないかと思います。なかなか、なかなかいいシナリオに出会えないという事です。この要素が全部揃っている作品というのは、きっと、この「オーバー・ザ・レインボー」と、これからクランク・インする「台風」という作品です。


「台風」という作品はチャン・ドンゴンさんと共演されるという事ですが、実際演じられる役柄と簡単にどういう話なのかを教えて下さい。

役柄は、チャン・ドンゴンさんがテロリストで、私が海軍将校の役です。チャン・ドンゴンさん演じるテロリストのテロを阻止する役ですが、その中で描かれるのは、そういった内容ですが、その他に全く違った環境で育った二人が、そういった一つの事を通してお互いを理解していくという、そういった内容です。個人的には、何も利益がないと言えばいいすぎかも知れませんが、例えば“愛国心でこのテロリストを阻止する”という事をチャン・ドンゴンさんが理解して、そして海軍将校も“どうして彼がテロリストになってしまったのか?テロを起こそうとするのか?”そういう事をお互い理解する、そして最後にはお互いを殺しあう事になりますがその時は、とても互いの胸が痛い、悲しい映画でもあります。


毎回作品ごとに違った魅力を見せてくれるイ・ジョンジェさんですが今回、気象キャスターの役柄をされて、その仕事の魅力をどのようにお考えになっていますか?

気象キャスターを演じるまでは、気象キャスターという仕事が本当におもしろいのだろうか?と思っていました。自分が直接役を演じる事になって、キャスターの台詞一つにしても、ニュースより気象というのは明るい感じで出来るのではないか?と思っていたのは本当にそうでした。ゴールデンタイムに、だいたいどこの国でもそうだと思うのですが、ニュースの後に天気、あくまで天気は予測です。しかし、台風なら“どのように備えればいいか?”とか“雨が降るならば傘をお持ち下さい”とか、気象キャスターの言う事を聞いて人々が備えるので、そういう部分に魅力があるのではないかと思います。


イ・ジョンジェさんは、なぜ俳優という職業を選択されましたか?

もともと映画が好きでよく見ていたのですが、ある日、知人からやってみないか?と誘われて、自分が映画が好きだったので今度は、自分が演じるという事をやってみようかなあと、きっかけはそういう感じでした。


イ・ジョンジェさんはトップ俳優として続けていく事は何が一番大切だと思いますか?

本当は才能だと思います。しかし私は“才能”だとはあえて言いません。そうではなくて、誠実である事が大事だと思います。何故なら“才能”というのはゆっくり、ゆっくり積み上げていくものではなく、それに比べ“誠実さ”というのは、一つ一つ大事にやって積み上げられると思うからです。


今、日本の韓流の事はお聞き及びかと思いますけど、俳優として日本の市場は意識されていますか?

この韓流ブームは“文化というのは本当に国境がない”という事をあらわしてくれたと思います。かつて、韓国では私が中学の頃にブームがありまして、音楽とか映画とかが多く入ってきていたのですけど、その頃は入ってきても日本では、まだブームになりませんでした。何故かというとまだまだ韓国の水準が低かった為というのが、あったからだと思うのです。ただ時代を経て、どちらも同じ水準でやりとりできる水準に達したという事が私にとってはいい事ではないかなあと思います。韓国の歌手、俳優をはじめ、いろんな人達が日本で人気が出て活動が出来るのはいい事だと思います。私自身、特別意識はしていませんが、またこういう場で自分も活躍出来ればいいと思います。


 

 








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