韓国芸能人は、ふだんからテレビやネット上で自分たちのプライベートを惜しげもなく公開するほうだ。誰と会っていて誰と親しいのかという情報は、さまざまなトーク番組を見ていれば彼らがどんどんおしゃべりしてくれるので簡単にわかる。その仲の良い芸能人同士が集まり、グループの名前まで付けて親交を深めているのは、ファンの間でもよく知られている。
今回はそんな芸能人たちが結成したさまざまな「ファミリー」を紹介していこう。
* 79クラブ
シットコムで活躍したパク・キョンリムを中心に一つになった79年生まれの集まり。
神話(SHINHWA)のシン・ヘソン、イ・ジフン、アン・ジェモ、イ・キチャン、ソン・シギョン、カンタ、イ・スヨン、イ・ヒョリなどが主要メンバー。79年生まれで、偶然にほぼ同じ時期に活躍し、楽屋などに寄り合う時間が多くなって自然に親しくなったという。
この集いのリーダーであるパク・キョンリムは、セクシースターのイメージが強いイ・ヒョリや、清純な少女のイメージがあるイ・スヨンが、実は男前な性格だと暴露するハプニングも。しかし最近ではそのイ・スヨンが「79クラブの中に付き合いたかった男がいた」という衝撃告白をし、メンバーたちが色めき立つこともあった。
* キム シスターズ
「私の名前はキム・サムスン」のキム・ソナ、「パリの恋人」のキム・ジョンウン、「家門の危機」のキム・ウォニという今もっとも「旬」な女性3人が、“キムシスターズ”と呼ばれている。
3人の共通点は“キム”という姓の他にも、3人とも仕事やプライベートに対して「嘘」を嫌う正直さを持ち、いつもテンションが高くてコメディアン顔負けのコミカルなおしゃべりをすることだ。
ファンのみならず他の芸能人からも彼女たちを見ているだけで、周りまで楽しくさせていると評判だ。
特に最近結婚したキム・ウォニの結婚式に、キム・ソナ、キム・ジョンウンが睡眠時間もままならないほど忙しい撮影スケジュールの合間を縫って、結婚式の見守り役で登場し「さすがはキムシスターズ」との声が飛び交った。
* 光ファミリー
互いに力を集め、周りの人に‘光’を与えようという趣旨で名付けられたファミリー。しかし彼らは以前からすでに親しくしており、実は「光ファミリー」とは最近誕生した名前だ。
メンバーではシン・スンフン、ユン・ダフン、キム・ポソン、キム・ミンジョン、オク・チュヒョン、ソン・へギョ、イ・ジン、ソン・ホヨン(god)、キム・テウ(god)、チョ・ヨジョン、コン・ヒョジン、パク・イェジンなどバラエティーに富んだ面々で、他のグループに比べて大規模であり、年齢の幅が広いということが大きな特徴だ。
シン・スンフンを中心とするオク・チュヒョン、イ・ジン、ソン・ホヨン、キム・テウなどの歌手チームと、ユン・ダフンを中心にするキム・ミンジョン、ソンへギョ、コン・ヒョジンなどのタレントチームがひとつになっているのも珍しい点だ。
特に彼らは、テレビでのインタビュー中にも他の「光ファミリー」メンバーの近況を伝えることはもちろん、アルバム発売時や、ドラマ出演、または彼らが事業などを始めるなど重要なことがある時は、互いに力を合わせて宣伝に努めるほど友情を示している。
* 辰年クラブ
辰年である1976年生まれの男性芸能人たちで構成された集い。
ほぼ同じ時期に最高人気が高まった彼らが偶然に出演したバラエティー番組をきっかけに仲良くなり、プライベートで飲みに行くほどの間柄になった。
キム・ジョングク、チャ・テヒョン、チョ・ソンモ、チャン・ヒョク、ホン・ギョンミン、ホン・キョンイン、ユ・スンジュンたちがこのクラブの主要メンバーで他の男性芸能人たちに比べて、健康で活動的な人たちが集まったことが特徴だ。また彼らのメンバー中の多くが体力を自慢するするバラエティーにレギュラー出演して抜群の実力を見せたりもした。
特に最近では、チャ・テヒョンとキム・ジョングクのちょっとした言い合いも視聴者からウケている。
チャ・テヒョン主演の映画「波浪注意報」に対して、キム・ジョングクが“チャ・テヒョンは映画‘波浪注意報’でソン・へギョに頼りすぎている”と非難すると、チャ・テヒョンは“お前こそしっかりしろ。まさか演技しようなんて絶対に考えるなよ”と交わすなど、気兼ねしない仲だからこそできる攻撃的なやりとりが魅力だ。
また問題を抱えたときに真っ先に駆けつけあうのも辰年クラブだ。
ユ・スンジュンの軍入隊回避問題で韓国での活動が難しくなった時期に、彼の結婚式に参加した唯一の芸能人がキム・ジョングクだった。
彼ら辰年クラブでは6月に挙げるチャ・テヒョンの結婚式準備も進めている。
* 山菜ビビンパ
神話(SHINHWA)のキム・ドンワンが主軸になり、現在活動中の芸能人がインターネット上で作ったクラブ。神話(SHINHWA)メンバーの他にもBoA、SE7EN、キム・ヒソン、BABY
V.O.X、パク・ハンビョル…と加入している会員だけで50人余りに達するのではと言われている。
しかし彼らのクラブのサイトが一度ハッキングされ、現在は他のポータルサイトへページを移したという。
芸能人の間でもインターネットマニアで知られているキム・ドンワンは、神話(SHINHWA)の公式ホームページにも撮影現場の裏側や親交ある芸能人のプライベート写真をよく載せている。
デジカメで写真を取るのが好きなキム・ドンワンは「僕のノートブックがハッキングされれば色々な芸能人が危険にさらされる」と冗談を言ってみせたりもした。
* BMクラブ(本名クラブ)
芸能人が芸名を使うことはよくあることだ。
これは単純に愛称のように名前を簡単にしたいためだけではなく、本名がものすごく突飛な場合(ドラマ「私の名前はキム・サムスン」でも見られるように韓国人は名前がやぼったいことに敏感…)芸名は必須!
ここに神話(SHINHWA)のシン・ヘソン(本名ジョン・ピルギョ)、チョンジン(本名パク・チュンジェ)、カンタ(本名アン・チルヒョン)、NRGのノ・ユミン(本名ノ・カプソン)の名前がインターネット上で話題になり、お笑い番組ではこれをネタにして突っ込んだりもした。
しかし負けてないのがシン・ヘソンとチョンジンで、本名がやぼったい人たちを集めた「BMクラブ(本名クラブ)」を結成。特にラジオでBoAの「Peace
B」を、本名クラブからもじって「BM Peace B」という替え歌をつくって大きな話題になり、さらにカンタ、ノ・ユミンなど人気歌手が合流して豪華なメンバーが誕生した。
また、この本名クラブを羨ましく思った同じ神話(SHINHWA)のイ・ミヌは、実は自分の本名はイ・ミンボンだと主張して本名クラブに入れてくれるよう頼んだが、調べてみるとウソであることが判明。結局メンバー加入は失敗した。しかしそれでもしばらくイ・ミヌは各種番組で「こんにちは。イ・ミンボンです」と挨拶をしては笑いを誘った。
他にもクラブまで結成していなくても個人的に親交が厚いことで有名なのが、ソ・ジソプ&ソン・スンホン、シン・ヒョンジュン&チョン・ジュノ、リュ・シウォン&ユン・ジョンス、チャン・ドンゴン&ハン・ジェソク&チョン・ジュノ、チャ・テヒョン&パク・スホン、アン・ジェウク&シン・ドンヨプ、カン・ドンウォン&コン・ユ、カン・ホドン&ユ・ジェソク&キム・ジェドンなどがいる。
このように芸能人が互いに気が合う仲間たちと集まっている姿は、視聴者としては芸能人の素がのぞける楽しみな面でもある。
人気トーク番組に共演してお互いのことをつっこむことで笑いを誘うけれど、ボランティア活動なども欠かさずに行う姿を見て、芸能人ファミリーを支持する者は多い。
また、不慮の事件が起きたときに真っ先に対応するのもファミリーの特徴だ。いくら親しいファミリーの一員といっても飲酒運転などの事件が起きた時、誰より厳しく当事者を叱るのも彼らファミリーだ。
この「クラブ」、「ファミリー」は単に「親しい人」、「酒友達」などではなく、芸能界という特殊なところで生きている彼らにとっては、唯一心を開いてアドバイスしあえる“よりどころ”なのかもしれない。 |