韓国人男性全員の国民義務
韓国の男性芸能人にとって最も大きい問題、それはまさに‘軍隊’だ。満20才を過ぎると約2年間の兵役に就かなければならないのが韓国の兵役義務。
男性俳優たちが最も盛んに活動する20代頭に2年間の空白期間を持つということは人気を維持するのに致命的なダメージを与える。そういったことから最近では入隊を延期して、20代後半に入隊をしたりするケースも多くなっている。学生の場合、入隊延期が可能なためだいたいの俳優は大学や大学院に進学する方法を選択している。
現在入隊中、そして2006年入隊予定の芸能人
現在、軍入隊して兵役生活を送っている芸能人はソン・スンホン、ソ・ジソプ、ユン・ゲサン、ヨン・ジョンフン、チャン・ヒョク、チソン、ホン・ギョンイン、イ・ミヌ(※「春香伝」、映画「疾走
」などに出演している俳優)、パク・クヮンヒョン、そして最近入隊したムン・ヒジュン(元HOT)とウォンビンがいる。
2006年に入隊を控えている芸能人はエリック(神話)、コス、キム・ジョングク、カンタ、チョ・ソンモ、ヤン・ドングン、チャン・ウヒョク(元HOT)、トニー・アン(元HOT)、イ・ソンジン(NRG)、ソン・ホヨン(god)、キム・テウ(god)等だ。
軍隊免除・回避疑惑に注がれる厳しい国民の視線
誰もが避けたいけれど避けては通れないのが兵役の義務。その理由から韓国の国民の目は兵役の義務を逃れようとする芸能人にはとても厳しい。(もちろん、これは芸能人に限ったわけではなく、政治家、財閥の子息などの一部特権階級の人々はもちろん一般人に対しても同じである)
毎年ニュースになる軍入隊の免除・回避疑惑が代表的な例と言える。‘国民の青年’で愛されたダンス歌手ユ・スンジュンは永住権を取得しているとして、兵役の義務を就かなくてもいいとされた。彼が永住権を取得する過程には何の法律違反もなかったが、多くの人々は彼の永住権取得が単に兵役義務を逃れるためではないか、という疑惑が浮上し、3年が過ぎた今でも彼のカムバックは反対されている。
また入隊前に兵役不正事件に巻き込まれたソン・スンホン、チャン・ヒョクは、入隊はしたが、一般人に公開される外部活動を一切控えている。軍隊広報や映画製作、軍隊行事に参加しているユン・ゲサン、チソンなどと比較するとやはり一般人らの非難の声を意識した行動だと見られる。
義務を果たしてこそ更なる人気につながる
軍入隊を避けた芸能人には非難が激しいだけあって、逆に義務を誠実に遂行した芸能人に対する評価は大きい。兵役を終えた後、より一層立派な演技を見せたチャ・インピョ、イ・ジョンジェ、ソ・ギョンソク(コメディアン)、ホン・ギョンミン(歌手)などは復帰後も活発な活動を見せお茶の間からの支持も高い。
(もちろん兵役任務後、変わった芸能界にギャップを感じ復帰をできない芸能人も多くいる)
一方、クォン・サンウ
は、映画やドラマでメジャーになって以降、兵役中に訓練教官に選ばれたというエピソードが知らされて国内でも感心の声が寄せられた。また、軍入隊のために永住権をあきらめたエリック(神話)、アンディ(神話)などは更に好感度がアップし、まもなく入隊1年を迎えるソ・ジソプの場合は兵役中にも関わらず変わらない人気を得ている。
俳優が軍隊の兵役を避ける最も大きな理由は大衆から忘れられてしまうという恐れがあるためだ。大衆の人気が自身の芸能生命になってしまう俳優達。こんな時、俳優にとって最も大きな力になるのはファン達だ。
今回のウォンビンの入隊も彼にとって簡単ではない選択であったことは明らかだ。人気最高潮の時期に入隊の道を選択したウォンビンだが、彼にとっても大きな力になるのはファンたちの応援と変わりない愛だろう。
2年間の兵役を無事に終え、更に磨きをかけた男として再び現れてくれるだろう韓国男性芸能人たちにエールを送りたい。 |