| 現在、北朝鮮の地においても若者たちの間で韓国ドラマが人気を博しているという。北朝鮮の若者の心を捉えているのは、今年放送され韓国でもドラマ史上に残る高視聴率をマークしたSBSの「オールイン」や日本でもファンの多いKBSドラマ「秋の童話」。特に「オールイン」はパク・ヨンハの歌う主題歌「チョウム クナルチョロム(出会ったその日のように)」も広く口ずさまれ、その他ソン・テグァンの歌「四拍子」なども人気の様子。
「オールイン」「秋の童話」に主演している女優ソン・ヘギョは古典的な韓国美人といった趣の、清楚な美しさと物静かで柔らかい雰囲気が魅力の若
手人気女優。韓国メロドラマには欠かせない存在だ。北朝鮮美人と言えば、長い黒髪とつぶらな瞳、真っ白な肌。広く伝えられる‘南男北女-男は南、女は北がいい’という言葉に偽りあり、ソン・ヘギョはまさしく北朝鮮の若者の心の琴線に触れる女優のようだ。対する俳優陣も「オールイン」のイ・ビョンホン、「秋の童話」のソン・スンホン、ウォンビンなど韓国を代表する整った美貌の持ち主ばかり。加えて、一度見たら思わず引き込まれてしまうストーリー展開も人気要因の一端を担っているようだ。
このような北朝鮮における‘韓流ブーム’は東南アジアと中国を経て、ピョンヤンや新義州など比較的外部との接触が取りやすい地域で受け入れられ、広まっているという。現在、韓国でヒットしたドラマは3〜6ヶ月遅れて北朝鮮一部地域に‘潜入’する。今年の初めには、新義州税関が韓国ビデオ大量搬入に目をつぶって摘発され、党秘書を始めとする関係者が一斉に解職された事件まで発覚。まだまだ両国間には政治的な厚い壁が立ちはだかっているが、こうした民間レベルの‘交流’がこれからもますます勢いを増していくものと思われる。
写真はイ・ビョンホン、ソン・ヘギョ主演のドラマ「オールイン」の一場面。
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