【CAST】
イ・ヨンエ/クムジャさん役
1971年生まれ。雑誌モデルとして14歳でデビュー、化粧品のCFでつけられたキャッチフレーズ「酸素のような女性」が透明度の高い美貌を言い当て、広く浸透する。テレビ・ドラマに多数出演し、97年には映画デビューも果たすが、ここまでは正統派美人という美貌ばかりが評価されていた感があった。あおの運命が大きく変わるのは、パク・チャヌク監督の大ヒット作『JSA』にスイス将校の役で出演したことによる。演技者としての挑戦に目覚めた彼女は、『ラスト・プレゼント』では病に冒された気丈な女性を演じ、『春の日は過ぎゆく』では年下の男性を翻弄する自分本位な女性を好演し、自己イメージの開拓にもっとも積極的な映画女優として絶賛される。一転して久しぶりに出演したテレビ・ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」が高視聴率をマーク、国民的女優の地位を獲得したばかりか、アジア全土で放映されて絶大な人気を得る。そして再び自己イメージを大胆に裏切る“クムジャさん”を演じて、女優としての果てしない度量の大きさを改めて見せつけたのだ。漢陽大学でドイツ文学を学んだ後、中央大学新聞放送大学院の演劇映画科を卒業した才女でもある。
チェ・ミンシク/ペク先生役
クムジャの高校に教育実習で来て、知り合う。現在は子供相手の英会話塾の講師。
1962年生まれ。韓国を代表する名優で、特に近年は『オールド・ボーイ』『クライング・フィスト』(原題)とヒット作に立て続けに出演、人気・実力ともに追随を許さない存在になった。
オ・ダルス/チャン氏役
刑務所でクムジャさんにケーキ作りを教えた師匠。出所した彼女を自分のケーキ屋に雇う。
1968年生まれ。『オールド・ボーイ』でチェ・ミンシクにリンチされる私設監禁部屋の管理人を演じて注目される。その他の出演作に『大統領の理髪師』『甘い人生』『クライング・フィスト』(原題)など。
イ・スンシン/パク・イジョン役
刑務所で「魔女」に夜通しうちわを扇ぐよう命じられる。
出所後ペク先生と結婚。
1969年生まれ。『オールド・ボーイ』に催眠術師の役で出演。その他、『シュリ』『純愛中毒』にも出演。
クォン・イェヨン/ジェニー役
ラ・ミラン/オ・スヒ役
キム・ジング/コ・ソンスク役
キム・ビョンオク/伝道師役
キム・シク/クンシク役
キム・ブソン/ウ・ソヨン役
ソ・ヨンジュ/キム・ヤンヒ役
コ・スヒ/魔女役
ナム・イル/チェ班長役
〜友情出演〜
オ・グァンノク、イ・デヨン、イム・スギョン、ハン・ジェドク、リュ・スンワン
【STAFF】
パク・チャヌク/監督
1963年生まれ。西江大学哲学科在籍中から映画評論に手を染める。芸術映画、B級映画、商業映画など、あらゆるジャンルの映画に精通した映画マニアであり、また屈指の理論家として名を馳せる。92年の監督デビュー作『月は…太陽が見る夢』と第2作『3人組』は、興行的には不発だったが、幅広いジャンルを網羅する演出感覚を披露し、一部で高く評価された。また94年には評論集『映画を見ることの密かな魅力を上梓している。
2000年、初の大作『JSA』がそれまで持っていた『シュリ』の観客動員記録を塗り替えるヒットになり、一躍、韓国を代表する映画監督の1人と目されるようになる。続く『復讐者に憐れみを』は、評論家から高い評価にも関わらず、その悲惨な復讐劇が災いして興行的には苦戦した。短編オムニバス映画『もし、あなたなら〜6つの視線』を経て、復讐シリーズ第2弾の『オールド・ボーイ』で再び大ヒットを放ち、カンヌ映画祭グランプリを受賞する快挙をなした。日韓中の3監督によるオムニバス映画『美しい夜、残酷な朝』を経て、復讐3部作の最後を飾る本作を発表。イ・ヨンエの久しぶりの主演映画ということもあって公開前から大きな話題を呼び、韓国では7月末に公開後わずか2週間で300万人の観客動員という驚異的なヒットになった。
チョン・ジョンフン/撮影
1992年からインディペンデント映画を監督。撮影監督デビューは『ガラス』(96年)。『オールド・ボーイ』で躍動的な映像を駆使し、アクションシーンを最大限に生かしながらカメラワークで絶賛される。一転して本作ではカメラの動きを抑え、クムジャの動きをじっくり追跡していく手法を見せる。その他の作品に『南極日誌』など。
パク・ヒョンウォン/照明
1995年の『永遠なる帝国』で照明技術デビュー。『クワイエット・ファミリー』『ハッピーエンド』『猟奇的な彼女』『ラブストーリー』『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』『僕の彼女を紹介します』『南極日誌』などのヒット作を手がける。
チョ・ヨンウク/音楽
1998年の『クワイエット・ファミリー』から音楽プロデューサーとして映画に関わり、これまでに『カル』『ハッピーエンド』『JSA』『密愛』『ラブストーリー』『オールド・ボーイ』などを手がける。『オールド・ボーイ』で大鐘賞音楽賞を受賞。クラシックからポピュラー、パンクまであらゆるジャンルの音楽を習得。本作では弦楽器を使用し、叙情的で女性的な繊細さを表現。
チョ・ファソン/美術
『グリーン・フィッシュ』『ナチュラルシティ』などを手がけてきた。『美しい夜、残酷な朝』でパク・チャヌク監督と絵コンテ作業を共にしたのがきっかけで、本作の美術デザインを依頼される。
チョ・サンギョン/衣装
パク・チャヌク監督をは『3人組』『オールド・ボーイ』で組んできた。クムジャの変貌にあわせて、特に後半では赤と青を基調に、変貌の過程を繊細に表現した。その他の作品に『甘い人生』などがある。
ソン・ジョンヒ/メイク
『JSA』『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督作品以外にも、『初恋のアルバム〜人魚のいた島』『顔のない美女』などを手がけてきた。
脚本:チョン・ソギョン/パク・チャヌク
編集:キム・サンボム/キム・ジェボム
制作:イ・テホン/チョ・ヨンウク
プロデューサー:イ・チュニョン
製作:MOHOフィルム/CJエンタテインメント
『親切なクムジャさん』
2005年11月、新宿シネマスクエアとうきゅう、日比谷シャンテシネほか、全国にてロードショー
配給:東芝エンタテインメント
(c)2005 CJ Entertainment Inc. & Moho Film. All rights reserved.
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