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僕らのバレエ教室
僕らのバレエ教室_場面写真>> INTRODUCTION
今『ナヌムの家』3部作で人間の生を丁寧に描き、世界的に高い評価を得ている女性監督ビョン・ヨンジュ最新作。高校最後の冬休み、若者たちがひょんなことからバレエ教室に通いはじめ、そこでの出会いをきっかけに、自分たちの殻を突き破り大人への階段を昇り始めるまでを繊細で温かな視点で描いた青春ストーリーである。
受験にも親子関係にも恋愛にも自分から進んでいくことのできない高校生ミンジェを演じるのは、韓国で一世を風靡したボーイズグループgodの元メンバー、ユン・ゲサン。低予算にもかかわらず、ビョン監督の映画に対する思いに惹かれて出演を決め、映画初主演を果たす。バレエ教室で出会った人々から生きる姿を学び、自分自身の心の葛藤を乗り越えていく主人公を見事に演じ高い評価を受け大鐘賞新人男優賞を受賞。しかし公開直後には兵役のため軍隊に入隊。現在芸能活動を休止しているが、除隊後の活動が期待される。
ミンジェが思いを寄せる女子高生にはドラマ「アイルランド」(2004年)で人気上昇中のキム・ミンジョン。何においても器用に渡り歩いてきた優等生が、恋という人生の壁にぶつかる姿を生き生きと演じた。またミンジェの友人役には『台風太陽』(2005年)のオン・ジュワン、『ホテル・ビーナス』(2004年)のイ・ギュンジらブレイク必至の次世代スターたちの好演、彼らの活躍も見逃せない。。


>> STORY
高校最後の冬休み。受験に対してイマイチ真剣になれないミンジェは、好きなあの子とも口を利けず、パイロットの父親とも衝突ばかり。やりたいことも、この先どうすればよいかもわからない彼は、ただ毎日をやり過ごすのが精一杯。
受験が終わった日、友人のチャンソプとドンワンと3人、酒を飲んでドンチャン騒ぎをしたあげく、父親の車をこっそり拝借しドライブに出かけたミンジェは、そこに運悪くひき逃事件に遭遇。しかも飲酒&無免許運転をもう一人の目撃者ジョンソクに気づかれてしまう。何でもするから見逃して欲しいと頼み込むミンジェに存続危機のダンス教室の教師であるジョンソクは、交換条件としてミンジェらをダンス教室に登録させることに。はじめは気乗りしなかったミンジェたちだったが、片想いの同級生、スジンや、さまざまな境遇の人たちと出会い、次第にバレエを楽しむようになる。そして区民文化祭のステージに向けてレッスンを続けていくうちに、ミンジェのなかで何かが変わり始めた……。


>> PRODUCTION NOTES
2003.3.11 オーディション
数百名の中から80名にまで絞られた新人俳優たち。その中から一次合格者15名が選ばれ、さらに演技テストとバレエの審査を通過したドンワン、チャンソプ、スンオン、ギテ、そしてジョンシクの4名の役が決定した。
演技経験の少ない新人俳優が多数を占め、そのうえ主演、助演あわせて10名の群像劇のため、主人公ミンジェとスジンを中心にパート別読みあわせ練習が毎週3回以上行われた。また、バレエ教室に通う役柄の俳優は、バレエのレッスンを2004年1月から毎晩3時間ずつ続けられた。

2004.2.4 クランクイン
準備期間中にすでに仲良くなっていたゲサン、ジュワン、ジュンギ、ドンウクなどの俳優たち。初日の緊張感もあり表情は硬かったが、落ち着いて監督の指示に耳を傾け、熱心に演技に没頭していた。そして日暮れ前に撮影が終了したにもかかわらず、零下10度の天候のなかをほとんどの出演者が撮影現場に顔を見せ、これからの撮影について熱く語り合っていた。

2004.3 屋外シーン
監督は、ソウルのはずれにある疲弊し季節感を失った現実的な風景の中で繰り広げられる“平凡な若者たちの物語”とういう点に焦点を置いていた。したがって、カメラのフレームの中に緑が入ることや、人口の雪を使うことも許されず、2月から3月までの間に冬の屋外シーンをすべて撮りきらなければならなかった。気温がマイナス20度までに下がり、口が凍り付いてせりふが出てこないほどの寒さに襲われたり、突然の大雪にカメラを撤収しなければならなかったりと苦労の連続であった。

2004.4 室内シーン
1ヶ月をかけて、両水里(ヤンスリ)ソウル総合撮影所で撮影された室内シーン。バレエ教室、ミンジェの家、スジンの家、ミンジェおばさんの家。これらの4つの空間はこの作品にとって、最も重要な感情の舞台になるところである。ミンジェの家には家庭の温もりは感じられない父と息子の空間であり、スジンの家は両親が仕事をしておりいつも荷物やショッピングで買ったものが置いてある雑然とした家族の空間。ミンジェのおばさんの家は中産階級の意識が浸透した、リフォームとインテリアの空間である。また、バレエ教室は実際の区民会館の練習室をそのまま再現。異なる点は、床にラバーを敷き詰め、踊っても関節などを痛めることのないように工夫が施されたところ。そのおかげでバレエ教室の撮影はスムーズに行われ、代役ナシでバレエ・シーンを演じた役者たちはお互いのことをふざけて「アクション・スター」と呼び合っていた。

2004.5 バレエ発表会
区民文化祭での発表会シーンは、三日間のリハーサル後に四日間の撮影というスケジュールで行われた。リアリズムの追求とファンタジー的な要素を盛り込まなければならない、ミンジェと仲間たちにとって正念場のシーンである。現場には250名のエキストラと無人クレーンを含めてカメラ3台用意、ステージには怪我防止用のフローリングを敷き詰め、スポーツ・マッサージ師と医療チームを待機させた。そんな万全の準備の中、シロウトっぽく稚拙でめまぐるしい、そしてパワフルなバレエ・シーンが現場の雰囲気そのままカメラに収められた。

2004.6 クランク・アップ
スタッフや俳優たちの尽力と天候に恵まれたこともあり、クランク・アップが予定よりも一週間早くなった。そして最後の撮影となったミンジョン、ジュワン、ジュンギなどすでに撮影の終了した俳優たちも現場にあらわれ「カンパーイ」の声とともに、急遽用意されたビールで互いの労をねぎらった。そしてミンジェがみんなにビールを掛けてまわり、監督やスタッフもみんな一緒にはしゃぎまわる感動の瞬間をみなで分かち合い、4ヶ月にわたる撮影期間が終了した。

 

 


 
DATA

【CAST】
ユン・ゲサン/カン・ミンジェ役
1978年12月20日生まれ。1999年に韓国の人気アイドルグループgodメンバーとしてデビュー。ラップを担当。2004年にgodの活動を休止し、ドラマ「兄嫁は19歳」で役者デビューを果たし一躍注目を浴びる。“少年と大人のどちらの面も持ち合わせるところ”がビョン・ヨンジュ監督の目にとまり、本作で映画デビュー。2004年百想芸術大賞映画部門男性新人演技賞を受賞。本作の公開直後に軍隊への入隊が決まり、現在服務中。
主な作品:「兄嫁は19歳」(2004年)

キム・ミンジョン/ファンボ・スジン役
1982年7月30日生まれ。ドラマなどの子役としてドラマ、シットコムなどで活躍後、援助交際をする女子高生を演じた『バス、停留所』で大鐘賞新人女優賞にノミネートされ本格的に女優活動をスタート。その後、ドラマ「アイルランド」「ファッション70‘S」などの話題作ドラマにも次々と出演し、映画次回作は、ハン・ソッキュ、イ・ボムスと共演する「淫乱書生」をただ今撮影中。
主な作品:「アライバル」(2002年)、「酒の国」(2003年)、「アイルランド」(2004年)、「ファッション70‘S」(2005年)、『バス、停留所』(2001年)、『淫乱書生』(2006年/撮影中)


オン・ジュワン/イ・チャンソプ役
1983年12月11日生まれ。ソウル芸術大学在学中。雑誌モデルを経て、バラエティー番組「山荘ミーティング バラの戦争」(KBS2)で一躍茶の間のアイドルとなる。『僕らのバレエ教室』がスクリーンデビューとなり、2005年6月韓国で公開された「台風太陽」につづき、2006年には待望の初主演作「ピーターパンの公式」が決まり、現在撮影中。本作では華麗なダンスを披露し、歌、バラエティー、ダンスと多彩な才能を発揮し続ける、注目の俳優ある。
主な作品:「その夏の太陽」(2005年)、「ピーターパンの公式」(2006年/撮影中)『台風太陽』(2005年)

イ・ジュンギ/チャン・ドンワン役
1982年4月17日生まれ。日韓合作ドラマ「星の声」、また競争率の激しいオーディションを突破した『ホテル・ビーナス』を経て、本作で韓国国内での本格的デビューを果たした。この冬に韓国で公開予定の「王の男」では男たちから愛される道化師を熱演し、“女よりもきれいな男”と早くも注目を浴びている。
主な作品:「私どうして」(2004年)、「星の声」(2004年)、「STAR’S ECHO〜あなたに逢いたくて〜」日韓合作ドラマ(2004年)、『ホテル・ビーナス』(2004年)、『王の男』(2005年)

【STAFF】
ビョン・ヨンジュ監督
1966年ソウル生まれ。1993年、アジアの売春の実際を追うドキュメンタリー『アジアで女性として生きること』でデビュー。その後従軍慰安婦問題を取り扱った『ナヌムの家』が世界各国の映画祭で上映され注目を浴びる。『ナヌムの家2』『息遣い』と“ナヌムの家3部作”を発表。専業主婦の不倫の恋を描いた『密愛』が初の劇映画となる。社会の問題を様々な角度から切り取り、人間の生を弱者の視点からリアルに描いていく演出力には定評がある。
主な作品:『アジアで女性として生きるということ』(1993年)、『ナヌムの家』(1995年)、『ナヌムの家2』(1997年)、『忘れられた巨匠 ヤン・ジュナム監督』(1998年)、『息遣い』(1999年)、『地域映画史―全州』(2002年)、『密愛』(2002年)

【関連商品】
バレー教習所 DVD(韓国版)




 
 

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