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国際結婚・恋愛掲示板
 
韓国語マラソン! |

韓国のチェサ(祭祀)はご存知かと思いますが、先祖の霊をまつる行事で韓国の重要な慣習の一つです。先日、10年ほど前に亡くなった夫の祖父のチェサに、夫婦で初めて参りました。
実は私は韓国の両親にあいさつに行くのがこれまた初めてで、大変緊張いたしました。なぜチェサの日にわざわざ合わせて行ったのかというと、その方が親戚一同集まりやすいからだという夫の両親の提案で私の御披露目会も兼ねることになりました。
当日夫の実家に到着するなり親戚がざっと30人はいたと思いますが、みなさんで出迎えて頂きました。とりあえずここで、アンニョンハセヨ。
最初に祖母にあいさつし、次に両親にあいさつをしなければならないのですが、(おろおろの私を世話焼きおば様達がうまく先導してくれます)その時、夫が「俺の真似をすればよい」と言ったので、そのとおり真似てチョル(ひざをついて礼をする)をやりました。ああ以外と簡単!日本と同じね!と思ったのはその時だけで、後々兄弟達に、全然間違っていたと言われてしまいました・・・・(男性と女性はチョルの仕方が違う!夫はなんてひどい…最初に言ってよ!)
。 その後、次から次へと親戚達が新たにやって来てはチョルをし、親族の関係も一回聞いてもほとんど覚えられず、顔もろくに見ず、ひたすらひれ伏しました。
やはり問題なのは言葉の壁で、親切そうに話し掛けてくださっても、初級の知識だけでは、適切な対応が出来ず、黒のワンピースを身をまとったまま、正座して「イェーイェーアルゲッソヨ」だけ言っては、ジャパニーズスマイルをしたまま、こちこちに固まっていました。しかし、言葉の出ない私に対し、義母は、「でも、話を聞くことは結構出来るし、手紙も私達にくれたんだよ。」と皆さんにおっしゃられ、なんとかフォローされたと言う感じです。
その日は夕方に到着したのですが、兄弟、従兄弟の嫁(10人ぐらい)は忙しそうに台所を行ったり来りしており、「いつ、チェサか始まるのですか」とたずねると、なんと夜中の12時すぎからだというではありませんか。私はもともと夜更かしが苦手で、この精神的肉体的疲労に対し12時までは、とてもじゃないけどもちそうもないと、頭がくらくらしてきました。
目の前がほとんど真っ白になりながら、ひたすら固まって待ち続けていると、やっと始まりました。
日本の法事と違って、御坊さんがいらっしゃるのかと思えばそうではなくて、義父と義父のいとこであるおじ様が指揮をとっていました。最初はどなたかが、呪文?のようなのような曲を歌われ、あとは豪華に飾られた御馳走のある祭壇にチョルをするのです。男性だけの儀式なので、我々女性は周りで見学するのですが、小さな男の子達も参加しており、こういったところですでに子供の頃から、男と女は別の生き物とみなされているのですね。しかしそれに対して今、是非を問う場合ではないのですよ私には。
ところが今回は特別なのか、私も参加しなさいとの御達しがあり、突然で驚きましたが、それに従いました。多分、わざわざ日本から初めて来たのだからやってみなさいという、慣習からは外れてはいても、これも歓迎のひとつだと解釈しました。訳もわからず再びおろおろしながら、偽チョルをしていたら、背後から指揮をとられているおじ様がいきなり、
「今度来るときは日本の着物で来なさい。」 と、子供の頃に覚えたという上手な日本語でおっしゃられたので、思いっきり緊張が緩み、こっそり笑ってしまいました。でも非常にうれしかった。
やっと儀式もすんで、さあ寝むれるぞと思ったら大間違いで、これからが本番で、チェサの料理を頂き、御酒を酌み交わさねばなりません。もうどうにでもしてくれといった感じでした。もうくらくら。何時かわかりませんが、結局最初にワンピースのまま横になったのは私で、家が寝静まった様子は一向にないまま、朝がやってきました。そしてまた新たに昨夜以上の人々が集まり、朝の宴会が始まりました。そして、え、又?と言わんばかりに、チョルを繰り返しました。
こんな状態ですから、義母をはじめ女性達の苦労も伺えました(他人事ではない!?)。 昔からの伝統的慣習を、今もかたく守っている様子を一目で見ることが出来る、意味深い行事でした。そして、何よりも人と人との交わりを、あたたかく且つ、きちんと大切にしているということが、手に取るように解りました。
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