
一緒に勉強している友達に、又は隣の同僚に「ちょっとペン貸して」。これ、韓国語で 何と言うのでしょう。 一般的に、韓国では親しい友人の物を借りる時にわざわざ「貸して」と言うことはしま
せん。 正解は“ (イゴッ チョム スッケ)これちょっと使うね”。また、ごく親
しい間柄では暗黙の了解で お互い相手の物を断りなく使ったりします。日本の人の中には、韓国の友達と一緒に 旅行に行った際
何の断りもなく化粧水や歯磨き粉を使われて何だか釈然としない気分を引きずること もあるようです。 でも韓国ではそれが‘親しい証’なのですね。気になる場合は、正直に“
(モヤ、イゴ ノム ピッサンゴンデ〜.ニガ カジョオンゴット
チョム ソパヤジ) 何よ、コレすごく高いのに〜あんたが持ってきたのもちょっと使わせてよ”と反撃しましょう。韓国の人とうまく付き合うには、言いたいことはお腹に溜めずストレートに気持ちを伝えることがポイントです。
さて、そうは言っても何でもかんでも断りなしに使うのはマナー違反。広く使える「貸して下さい」という言い方も覚えておいた方がいいですよね。「〜を貸して下さい」という時は、「貸す」という動詞 (ピルリョジュダ)を使って“ (〜ルル ピルリョ ジュセヨ)〜を貸して下さい”又は“ (ピルリョ ジョ)貸して”というふうに言います。韓国語を勉強している方の中には、韓国レンタルビデオ店をよく利用される方もいらっしゃるかもしれませんね。「ビデオを借りる」は“ (ビディオルル ピルリダ)”。ちなみに「返す」は‘ (パンナッパダ)返納する’を使います。「ビデオを返しに来たんですけど…」は“ (ビディオルル パンナッパロ ワンヌンデヨ)”というふうに言います。
また、日本語で言う「トイレ貸して下さい」。最近韓国では観光客の便宜を図る為、街のあちこちに簡易トイレが設置されています。また、ファーストフードのお店にもトイレの看板が大きく設置されている所があり、食事をしなくとも気軽にトイレを使えるようになっています。しかし、たまたま周囲にトイレが見当たらない時は近くのオフィスビルに入り、受付
の人や警備のおじさんに「トイレ貸してくれますか?」とお願いしましょう。殆どの場合気持ちよく貸してくれます。そこでの一言は“ (ファジャンシル ソド テヨ?)化粧室使ってもいいですか?”。先程の‘ ’はこの場合使えません。‘ ’はペンやビデオ、本、お金などの‘返せる’物に対して使います。
試しに“ (ファジャンシル ピルリョ ジュセヨ.)トイレ貸して下さい。”と言ってみたら、初めきょとんとした顔がそのうち爆笑に変わり“ (クロム スゴナソ ッコッ トルリョジョヨ)じゃ、使ったら必ず返してね”と冗談交じりに言われてしまいました(恥)。
皆さんはこれを反面教師にして正しい韓国語を使って下さい。また、ストレートに“ (ファジャンシル オディエヨ?)トイレどこですか?”と言ってもいいでしょう。このように韓国では一般的にトイレという言葉は使わず、「化粧室( ファジャンシル)」を使います。
また、こういうシチュエーションではどうでしょう。自動販売機の前で財布から小銭をかき集めるあなた。でも少々足りません。ちょうどその時友人のキム君が通り掛かりました。「ねぇ、大きいのしかないから20ウォン貸してくれない?」“ (ヤー、ナ クンドンパッケ オンヌンデ 20ウォン ピリョジュルレ?)
”。そこでキム君、「う〜ん、あるかなぁ…」“ (ウン〜チャムカンマン…)”とポケットをごそごそ。…と、キム君“ (オ!イッソンネ)あ、あった”と、結局借りることができました。さて、その後。
韓国では何十ウォン、何百ウォンの小さい小銭をわざわざ律儀に返すことはしません。返す時は、借りたお金の代わりにジュースやコーヒーなどの飲み物を買って返すとか、次にその友達が買う時に払ってあげるなどします。日本式にきちんと返しても、お互いの文化の違いがわかる良い機会にはなることと思いますが、次は是非韓国式に行ってみて下さい。もちろん、韓国でも‘借りたお金はきちんと返す’のが基本であることは変わりありません。大きめのお金の場合きちんと返すのは日本と同じです。
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