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済州の観光ガイドをレクチャーするまえに、まず語っておかねばならない済州の注目人物。それは、済州島一の名ガイドの慎さんの存在だ。
浅草生まれの浅草育ち。浅草では在日の人たちが多く住んでいるテリトリーからはちょっとはずれたところに住んでいたらしい。家族はそれぞれ東京都内で焼肉屋さんを経営されている。民族学校出身。祖国に立派なビルを建てたいと思い、建築家をめざし民族学校卒業後、建築関係の専門学校に進学。一級建築士の免許を取得する。日本で建築事務所に長い間勤務し、済州島出身の奥さんとの結婚をきっかけに済州島へ移住。娘1人、息子1人の2子にめぐまれる。本業は一級建築技師だが、済州じたいは一級建築技師が必要なレベルの建物がまだ、あまりないのでわりと暇な時は暇とのこと。
日本で生まれて育ったのであたりまえのことだが、日本人の習慣や日本人の好みをきちんと把握していて、「海鮮鍋など韓国式に同じ鍋をスプーンや箸でつついて食べるのはいやがる方もいるので、そういった時にはトッペギ(一人分の鍋)を注文してあげると喜ばれるんです」などの細やかな気もつかってくれる。日本からのお客さんにはとても親切に、やさしく対応してくれるので、みなさん、すぐに慎さんのファンなってしまうらしく、お客さんからのお礼状やお礼の品が奥様に「女性から?え?!」との誤解を与えてしまい、騒動になったこともあったとか、なかったとか・・・。
済州の最新スポットを自ら進んで研究、情報収集し、済州の一般知識を熟知している、島では唯一の、済州を観光地として活性化させるために骨身を惜しまず運動している、めずらしいガイドさんでもある。慎さんと済州の島をまわり、いっしょにいるだけで済州にまつわる豊富な知識と深い含蓄を身につけた感じになれる。お世話になる人々はみな、慎さんを通して、済州という島が100倍も、200倍も好きになってしまう、彼はそんな魅力のある人だ。
慎さんはお酒はまったく飲まないが、かなりなヘビースモーカー。高校時代にこった趣味はカメラ。現在はデジカメを購入して撮影にいそしんでいるよう。済州に眠る祖先の墓を守りつつ、気がむいたら日本からのお客さんの相手をして、のんびりと暮らしているまさに両班といった雰囲気をだだよわせた人でもある。
済州の塔洞地域は埋め立て海岸道路ぞいにホテルがたちらなんでいるが、なかでも済州オリエンタルホテルは関西の在日の方がオーナーのホテル。日本からの宿泊客に日本語対応サービスがいきとどいた高級感あるホテルだ。
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■済州オリエンタルホテル
[住所] 済州市二徒2洞1197
[TEL] 064-752-8222
[FAX] 064-752-9777
[日本からの予約] 06-6765-1414
[料金] S/W178,350〜、T/W209,100〜
[アクセス] 済州国際空港からタクシーで10分(知らない運転手はいないので安心) |
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